
今日はパドボのニューモデルのテストと東京サーフライダーズクラブの納会を兼ねてミー・石井氏と2人で、西湘の北西風をかわすビーチにてサーフィン。
久々のスタンドアップサーフィンでしたが調子よく波に乗ることができました。
ニューボードの調子も最高です。
やばいぞパドボ。要ゲット。これなら誰でも比較的簡単にスタンドアップサーフィンマスターできるようになるでしょう。
今後は半円形の部分に日章旗デザインを石井氏に描いてもらう予定です。
ライディングの模様はまた次回。
- 2006/12/29(金) 18:58:13|
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前回を読んでいない人の為にあらすじから
バハカリフォルニアメキシコ紀行
冬のバハ
毎年春と秋の年2回行われているアクションスポーツリテーラーショー通称A.S.R.と呼ばれるサーフィン関係の展示会で訪れた初春のサンディエゴから取材の旅はスタートした。今回は展示会の取材後にサンディエゴ在住のロングボードプロサーファー達の最新の映像に納める算段である。旅の最初の計画では北うねりを狙ってベンチュラ方面に行くか、もしくはサンディエゴのメジャーサーフスポットやサンクレメンテのトラベルマップ的な取材をする予定であった。しかしカリフォルニアでの撮影にはいつでも混雑がつきまとう。昨今の南カリフォルニアの不動産はアメリカで最も価格上昇を続けている場所として知られている。アメリカが誇るフリーウエイも朝と夕方には15年前では想像できないほどの渋滞が毎日繰り返されている。それでも911以降南カリフォルニアへ移住してくる人々は益々増える傾向が続いている。そしてそれに伴い、多くの建て売り住宅がデベロップされつづけている。もちろん人が増えた事でサーファーの数も増えている。一説にはアメリカのサーフィン人口は現在過去最高で、今の瞬間にも右上がりに増え続けているといわれている。その影響で週末ともなれば季節を問わずビーチには多くの人が訪れることとなる。その結果、過去には誰もサーフしていなかったスポットでさえサーファーを多く見かけることようなことが現実に起こっているのである。そこで混雑を避けて撮影するにはどうのようにするのがベストであるのかを撮影スタッフとライダーで話し合った結果、サンディエゴから国境を越えてメキシコに入りmバハカリフォルニア半島を下り、人のいないビーチでキャンプをしながら撮影する事がライダー側から提案がされた。南カリフォルニアのなかでもサンディエゴはサーフィン産業やクラシックなブレイク、多くの名サーファーを輩出しているサーフィン界では伝統ある土地柄である。サンディエゴはメキシコと国境を接しているため、ローカルサーファー達のショートトリップの旅の目的地としてバハカリフォルニア半島はなじみが深い場所である。
そんな楽しそうな旅の提案を断る理由ないし、こんなチャンスを逃す手はは無い。このような経緯でバハカリフォルニア・メキシコに3日間のウィンターキャンプに出かける事となった。
ここまでが昨日までのあらすじ
メンバー
今回のトリップのメインライダーはミッチ・アブシャー。ここ数年はL.A.に住んでいたが現在は地元サンディエゴに戻り、サーフボードのスポンサーも子供の頃からサポートされていたドナルド・タカヤマチームに復活を果たした。
そして今回はミッチの紹介によりチームメイトであるマウイ出身現在はオーシャンサイド在住、ドナルド・タカヤマチームのノア・シマブクロも旅に取材に同行してくれる事となった。
準備
まずメキシコに入国する為には色々な物を用意しなくてはならない。
まずは車。メジャーカンパニーのレンタカーでは基本的に契約上メキシコには入国できない。まずはメキシコに入国できる車を用意することから旅は始まる。
車の用意が調ったら次はキャンプ用品、防寒具などを手に入れる。冬の時期のバハカリフォルニアは昼間と夜の温度差があるので本格的な防寒仕様のキャンプ装備を準備。
あとは一般的なキャンプの装備、水と食料、たき火用の薪は大量に準備する。
キャンプ用品、食料等はメキシコで入手する手段もあるが基本的には全て普段の生活を持ち込むのがカリフォルニアのサーファーの間では一般的なスタイルらしい。
最低でもサーフボードとウエットスーツ、テント、寝袋、食料と水があればサーフィンすることはできるので、それだけはお忘れなく。
準備がすべて整ったら、パスポートと帰りのエアチケットを確認。アメリカからメキシコ国境を越えるときには72時間以内のトリップであれば特に届け出は必要ない。(バハのガイドブック参照。詳しくはメキシコ大使館で確認してください)しかしアメリカ入国には入国審査があるのでパスポート、ビザ等を忘れないで携帯する。
国境を越える前に必ず国境前で一度フリーウエイをおりてメキシコ国内の車の保険に日数分加入する。
そして最後に車を点検してガソリンを満タンにしたら一路バハカリフォルニアをめざしてメキシコ国境を越える。
国境を越えるとそこがティファナの街。サンディエゴダウンタウンのビル街とは、趣が異なる南アメリカの地方都市の景色がメキシコに入国したことを実感させてくれる。
そこからは一路フェデラルと呼ばれる高速道路で一気に南を目指す。高速道路には3カ所の料金所があるが、アメリカドルで支払う事ができるのでご心配は無い。
その後は目的地を目指しひたすら砂漠地帯を走る。
本来バハでサーフスポットを探すには経験豊富なベテランサーファーがいることが望ましい。
残念ながら友達がいない場合にはバハのサーフスポットガイドがサンディエゴのサーフショップで入手可能。それを頼りにサーフスポットを探し出す。
もしもバハのベテランの同行も無くガイドブックが手元に無いと良い波に乗ることは難しい。
もちろん旅の行き先の情報は沢山あるにこした事はないのでなるべく多くの情報を事前に仕入れておくことが賢明だろう。
今回の旅のディストネーションはそれほど険しくは無い、お手頃な初心者コースのサンディゴ国境から約5時間ぐらい南下した沈船が目印の某スポットを目指した。
地図だけを頼りにメキシコ1号線を順調に下ると午後の2時ぐらいの順調に目的地のサーフスポットにあっけなく無事到着。
意外なほどスムースに旅は進んだ。
目的地についたらキャンプを各自設営したらウエットスーツに着替えてサーフィン。
事前の情報では水がサンディゴより冷たいとの情報であったがほぼ同じ水温で一安心。
取りあえずサーフィンを心ゆくまで楽しんだあとは、夕日を見ながら食事の準備を整える。
すべて準備が整ったら、たき火に火を囲み、海に沈む夕日を見ながらセルベッサ(ビール)で乾杯だ。
澄んだ空気と広大な大地の砂漠の冬は夜になると一気に気温が下がる。
あたりが漆黒に包まれる時間を向かえたら、明日の波に期待をよせつつ、夜の8時には寝袋に潜り込み就寝する。
これが初日のシンプルなサーフキャンプ生活の始まりだ。
まだまだつづく
ここからが前回のお話からのつづき

ハプニング
しかし全てがスムーズに進んでいた初日のキャンプの夜突然嵐が訪れた。
夕食後の談笑しているときにはそらには綺麗な星が見えていて風も全く無かったが、夜中の2時過ぎになると突然風が吹き出し、なんと砂漠に雨が降り出したのである。全く不思議な夜だった。とばされそうなテントで浅い眠りのなか嵐の通りすぎるのをじっとして待つしかなかった。翌朝になると昨夜の嵐が幻のごとく普段通りの乾燥した一面の大地が広がっていた。ラッキーな事に特に大きな被害は無く、無事に全員朝を迎えたのである。
EVERYTHING OKAY TILL IT IS OKAY.
旅ではオーケーなうちはすべてオーケーである。
過ぎ去った嵐のお陰かポイントには絵に描いたようなグラッシーなライトハンダーの波が姿を現した。潮回りの良い時間帯には軽くハーフマイルは乗れる長い、長い波。
ロングボードに最適な規則的なブレイクが岬に沿ってゆっくりと崩れる。玉石とやわれかな砂のコンビネーションのボトムのお陰で誰でも簡単にテイクオフできる本当に良い、絵に描いたような波である。そして昼頃に風が吹き出すまで軽く2ラウンドサーフアンドサーフ。
風が入った午後からはフットボールしたり、ワッフルボールで野球したり、写真やビデオを撮ったり、釣りをしたり各自自由な時間を過ごす。午後風が吹いてからもサーフィンは問題なくできるのだが、やはり朝のグラッシーな波を味わってしまうと風がちょっと入っただけであまりサーフィンしなくなってしまうのは仕方ない。
あまりに波が良過ぎると、人は一日で波に対してとても贅沢になるのである。
そして夕方を迎えると前日と同じように食事の準備をしてたき火をしながら過ごす。シンプルであるが、サーファーなら誰もが一度は体験してみたいと思う旅のスタイルの一つであろう。そして朝を迎えたらコービーを沸かし波をチェック。
誰もいそぐ者もいないし、いそぐ必要もない。
そして各自マイペースに誰もいないライトハンドブレイクにパドルアウト。
ここで旅のメンバー達はライトハンドのパーフェクトな波に人生最長のノーズライドをきめたり、人生最長のライディングなどをスコアした。とにかく長いライトハンダーの波に乗りまくる。そしてサーマルウィンドウが吹き出す昼前までサーフセッションして今回のサーフセッションは終了。今回のショートトリップは2泊3日の短い日程。
海から上がり、素早くキャンプ道具を片付ける。これで浮世離れしたバハでのサーフキャンプもこれで終了。

その後は、キャンプ道具、サーフボード、もちろん持ち込んだゴミもしっかりとトラックの荷台に載せて一路アメリカをめざして北上する。途中メキシコ軍によるチェックポイントや国境も無事通過、サンディゴに帰還した。
国境を越えるとサンディゴのダウンタウンのビル群と街並みが見えてくる。それまで3日間を過ごしたメキシコの砂漠とは5時間しか離れてはいないのに、全くの別世界がそこには広がっている。サンディゴのダウンタウンを過ぎると夕方の日常的な光景である夕方の渋滞にはまり一気に日常生活に戻される。
その渋滞にはまった瞬間に、夢の様なメキシコでのサーファーらしい生活から現実の世界に戻されていく事に、ちょっと切ない感覚を覚えたのは自分だけではないはずだ。
最近ではバハのサーフキャンプを扱っていつツアーも多く存在するので調べてみると以外に簡単に体験できるようになっているはずなので、キャンプやアドベンチャー好きなサーファーの旅のディストネーションの候補地としてはお奨めできるバハ・カリフォルニアです。
バハ紀行これにて終了
- 2006/12/29(金) 18:40:18|
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